理論物理学者アルベルト・アインシュタインの言葉

「予はまず第一に日本国民の歓待を心底から感謝しなければならぬ。そして地球上に斯くの如き謙譲にして貧徳なる国民の存在することを牢記しなければならない。世界各地を旅行した予は未だ會て斯くの如き快よき国民に出會したことはない。日本の自然や藝術は美しく親しみが深い。また一種独特の価値ある家屋の構造に就ても日本国民は欧州かぶれをしないやうに希望してやまない。私は味噌汁も吸ひ、畳の上にも座ってみた、短い経験であるが日本国民の日常生活を直に受入れることが出来た外国人の一人であることを信ずる」(当時の朝日新聞東京版)
 
「近代日本の発展ほど世界を驚かせたものはない。一系の天皇を戴いていることが、今日の日本をあらしめたのである。(中略)この世界の盟主なるものは武力や金力ではなく、あらゆる国の歴史を抜き越えた、最も古く、また尊い家柄でなくてはならぬ。(後略)我々は神に感謝する。我々に日本という尊い国をつくって置いてくれたことを」

彼はナチスドイツの原爆製造を阻止する為にマンハッタン計画に協力したにも拘わらず、結果として日本に原爆が落とされることになった事を死ぬまで後悔していたといいます。このことはのちに彼の妻が湯川秀樹博士に伝えたと言われています。